みなさんご存知かと思いますが、復習のつもりで、読んでください。

植物は、低分子のアミノ酸は一部吸収できることが解ってきましたが、基本的には有機肥料は、土壌の微生物に分解してもらい、無機化してから栄養として取り入れます。
一方、化学肥料は、無機化した養分で構成されていますから、直ぐに栄養として取り入れることができます。しかし、植物は自力で栄養素を取り込む能力が、あまりありません。植物は、根圏微生物から大半の養分を受け取ります。
ですから、植物は、土壌微生物が居ないと栄養を貰えず栄養失調になり、土壌は肥料の栄養が消費されず栄養過多になります。一方、有機肥料で育ちが悪いのも、微生物が居ないため無機化が進まず、植物は栄養が貰えず成長が遅くなってしまいます。
このように、有機肥料でも、化学肥料でも、土壌微生物が重要な役割を果たします。肥料を与えれば植物が育つ訳ではありません。肥料→微生物→植物の順番で栄養が行き渡ります。改めて、農業では、微生物の役割が大きいことを復習しました。