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T&Tメソッドとは

微生物との共生(プロバイオシス)栽培が農業の未来を創る ー T&Tメソッド

T&Tメソッドとは

無農薬、減農薬が求められ、また、植物と微生物の共生(プロバイオシス)が理解され始めたことで、酵素肥料を使った野菜の栽培は増えています。しかし、単に酵素肥料を与えることが植物と微生物の関係改善になるかというとそうではありません。
酵素肥料を採用すると、植物と微生物の活動が活発になります。これは、私たち人間が知っている以上に、植物と微生物はより良い変化へと進んでいきます。例えば、その変化は成長です。成長が早くなったり、茎が太り植物自体が大きく育ちます。これは、酵素肥料によりもたらされた効果ですが、酵素肥料が植物を早く大きく育てた訳ではありません。酵素肥料により、植物と微生物の活動が活発になり、そのエネルギーを十分に供給できる肥料や水があったからなのです。
img_method01つまり、酵素肥料を使った栽培は、植物と微生物の代謝が活発になるため、慣行栽培と違う成長をします。従って、この挙動を観察し、植物と微生物たちが何を必要としているのかを判断し、サポートすることが必要なのです。
T&Tメソッドとは、この植物と微生物の共生関係(プロバイオシス)を観察し栽培する方法で、植物と微生物たちの状態の規則性を方式(メソッド)とした栽培手法です。
植物は、土壌、気象、栄養、そして水・・これらの環境バランスが乱れると、ある規則性をもって変化を示します。当然、自然現象ですから規則性が一定する訳ではありませんが、おおよその現象として判断できる変化を示します。たとえば、葉の色が変化したり、病気になります。この規則性の変化を観察し、植物の状態に合わせて栽培していきます。以下は、基本的な変化をまとめたものです。

病害虫が植物の状態を教える

作物を育てる上で、誰でも必ずといっていいほど経験する壁が病害虫の問題です。ですが、例え病害虫を見つけて薬品などで対処したとしても、どんな原因で発生したのかが解らなければ根本解決にはならず、無農薬で栽培を続けていくのは難しいでしょう。下記に主な病害虫とその発生原因の関係をまとめました。

  水不足
肥料不足 肥料過剰(未消化)
ダニ、コナジラミ
アザミウマ(スリップス)
アブラ虫
幼虫(昆虫)
うどん粉病、葉カビ
サビ病、ベト病
灰色カビ

※これまでの慣行栽培では、節水するとおいしい野菜が出来ると思われていますが、多くの場合、このことで植物の体力が弱り、病害虫に侵されることになります。植物にとって水分は動物の血液になるので、健全に植物を育てるには十分な水分と適切な濃度を常に保つ必要があります。

肥料不足のサイン

野菜の栽培には肥料が欠かせません。肥料不足が様々な病害虫の発生にも繋がります。植物は、病気や虫がつく前に必ずサインを出しています。サインを見分けて早め早めの対処を心がけ、農薬を使わない安全な栽培を目指したいものです。

肥料不足のサイン
①葉水がたくさん出ている
(肥料濃度が低いため余分な水分を葉から排水する)
(葉水、溢液)
②細胞が水膨れして葉の色が淡くなってくる
③葉が大きくなり茎が細く長く伸び始める
(徒長する)
④栄養失調になり下葉が黄化する
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