野菜の育て方

トマトは家庭菜園で最も人気のある夏の定番野菜です。もぎたてをそのまま生で食べてもよし、煮込み料理やソース、炒め物、焼き物など、あらゆる調理法で美味しくいただけます。ビタミンCやβカロチン、抗酸化作用の高いリコピンを豊富に含みます。

ナスは夏から秋にかけて収穫できる定番野菜です。原産地はインドですが、日本での栽培歴史も奈良時代からと古く、多品種で色も形も大きさもバラエティに富んでいて、それぞれの特徴を生かした調理法が楽しめるのが魅力です。

キュウリ栽培の歴史は古く、ヒマラヤでは3,000年以上も前から栽培されていた記録があります。夏場に不足しがちなカリウムや水分を多く含み、体を冷やす作用があるため、熱中症対策にも効果的な夏野菜です。

ゴーヤは沖縄料理としても有名な苦味のある野菜です。熱に強い豊富なビタミンＣを含み、食欲増進、夏バテ防止にも効果がある健康野菜です。つる性を生かした、エコなグリーンカーテンとして育てる方も増えています。

ピーマン・ししとうは、同じナス科、トウガラシ類の甘味種です。血液をサラサラにし、アンチエイジングや免疫力アップにも効果的な野菜です。あまり手間がかからず育てやすいため、家庭菜園初心者の方にもおすすめです。

夏の風物詩であるスイカは、熱中症予防には最適な食べ物といわれ、利尿効果も高く、古くから腎臓病の妙薬としてもよく食べられてきました。大玉や小玉、黒皮やラグビーボールのようなスイカなど様々な種類があります。