プランターで甘くみずみずしいスイカ
夏の風物詩であるスイカは、水分だけではなく、糖やミネラルも含まれているため、熱中症予防には最適な食べ物といわれています。
利尿効果も高く、古くから腎臓病の妙薬としてもよく食べられてきました。
また、ビタミンCも豊富に含まれているため美肌効果があるだけでなく、アンチエイジングに効果的な抗酸化作用もあり、さらには低カロリーで食物繊維も多くダイエットにも最適・・と、女性には嬉しい健康野菜なのです。
大玉や小玉だけではなく、黄色いスイカ、黒皮やラグビーボールのようなスイカなど、スーパーには出回っていないスイカ作りにチャレンジするのも家庭菜園ならではの楽しみかもしれません。初心者の方には比較的易しい小玉スイカから始めるのをおすすめします。
ここでは、小玉スイカをプランターで育てる簡単な方法をお伝えします。
用意するもの
◆ T&Tナーサリー培土 野菜の土
◆ 野菜プランター 幅60cm以上
◆ 液肥(市販の液体肥料の500倍希釈液)
◆ エポック 250mL
◆ スイカ苗(小玉) 1本
◆ 180cm程度の支柱4~6本と
プランター幅の支柱数本
育て方
植えつけ
- プランターにT&Tナーサリー培土「野菜の土」を入れます。肥料入りなので、他の肥料を混ぜ込む必要はありません。
- 中心に苗の植える穴を掘ります。苗を入れます。培土を隙間に入れてから、鉢底から水が出るまでたっぷり施します。
- プランターの四隅に支柱を立て、プランター幅の支柱を数段横に組んで、麻ひもなどで固定し、あんどん仕立てにします。
日々の管理
- 毎朝8時までにたっぷり水を与えてください。曇りの日でも与えます。特に天気の良い日は鉢底から水が出るまで施します。
- 毎週決まった曜日に追肥を行います。2リットルの水に対して、市販の液体肥料の500倍希釈液とエポックをキャップ1/3杯入れてジョーロで施します。
※詳しい与え方はこちら - 植物は大きくなるほど肥料が必要になります。液肥は毎週2倍ずつ増やしてください。
ポイント
- 本葉は5~6枚で摘心し、子づるは2~3本伸ばします。
- つるが伸びてきたら、螺旋状に支柱に絡ませて誘引します。
- 子づるの17~22節に実をつけ、それよりも下の孫づるはすべて摘みとります。
- 雌花が咲いたら、雄花の花びらをとり除き、雄しべを雌しべにこすりつけて人工受粉します。
- 小玉はキレイな実を4つほど残して他は摘みとり、開花後35日程度で収穫します。