台風15号の爪痕

T&Tナーサリーの篠原です。

久しぶりのブログの投稿が悲壮感いっぱいな内容になってしまいます。

私の営業エリアは千葉県と茨城県、栃木県では真岡市を担当しています。

今回の台風15号、過去最強と言われているそうです。

交通機関のマヒ、停電、水害と様々な影響が出ますが

ことに農地を使って自然を相手にする農業への影響はときに甚大な被害をもたらします。

私のお客様も被害を受けました。

ハウスの倒壊、半壊、ハウス被覆の破れなど。

一般の方は農業用のハウスがいくらするか知っているでしょうか?

場所にもよりますがハウス1棟で100万円ぐらいします。

ビニールも5万円ぐらい。

連棟ハウス300坪で2000万円~3000万円。

農作物が被害を受けると、収入も入ってきません。

育ち出荷間際の農産物はもちろん、種まきや植え付けもできないため

次の収穫も何日も遅れてしまいます。

ハウスを再建するにも、被害範囲が広いため材料がなくなります。

ハウスがなければ栽培を始めることもできない。

電話をしたところで何もできず、かける言葉もありません。

まだ電気が止まっているようです。

停電していれば井戸のポンプも動かず、植物に水を与えることが出来ない。

乾燥すれば病気のリスクも飛躍的に上がります。

なにをどうこう言いたいわけではありません。

農業はそれだけ気象リスクがある産業です。

食糧は国民の安全に欠かせません。

公的な補助、援助が行われることを切に願います。

まだ発表はありません。

 

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