大雨による農作物被害を軽減するには
T&Tナーサリーの篠原です。
水を味方につける栽培を推進してきました。
豪雨や台風などで大量に雨が圃場に入り、収穫前の葉菜類、根菜類に
根腐れや各種の病害が大量に増え、大きな被害を被ることが多くあります。
一般的には殺菌剤を散布する方法が推奨されます。
暴風雨に叩かれて傷が付き、病原菌が入ることが原因といわれることが多いようです。
果たしてそうでしょうか?
もちろん原因としては考えられますが、栽培者の皆さんの中で
奇妙な現象を経験したことはないでしょうか?
病気において収穫前の畑は被害が多く、栽培途中の畑は被害が少ないということ。
もし水害でダメージを受けるならば、生育度合いや大きさに関係なく
被害が出るはずですが、収穫終盤、作物に被害が多くみられることがあります。
このことから水害=作物がダメージを受ける