なぜ酵素資材?

「植物が本来持っている力を引き出す最も良い方法は何か?」という課題に頭を悩ませてい1998年、弊社は愛華酵素資材に出会いました。
多灌水と追肥を前提とする酵素を利用した栽培は当時の農業の常識とは正反対のものでしたが、土壌環境における微生物の働きを考慮に入れると論理的であり、興味深い栽培アプローチでした。
それ以来、育苗事業で酵素資材の絶大な効果を実感し、土壌環境と微生物の関係性を学ぶ中で、酵素資材を活用した栽培アプローチに大きな可能性を感じるようになり、 酵素資材の販売事業をスタートさせました。
酵素資材は、近年注目されているバイオスティミュラントです。
酵素資材の導入メリット

- 微生物や酵素、アミノ酸、ビタミン、ミネラルにより、土壌環境の改善、植物の活力向上

- 慣行技術とは異なり、多灌水・増肥による多収・高品質生産の実現

- 病原菌への抵抗力が高まり、病害虫が減少

- 薬剤防除回数が激減、有機栽培・減農薬栽培にも
酵素資材Q&A
初めて使う場合はどれを選べばいいの?
初めての方には、エポックをお勧めしております。酵素資材の使い方については下の動画でご説明しています。ぜひご覧ください。
病虫害はなぜ発生するの?
多くは肥料の未消化や肥料不足が原因で発生します。適切な施肥と酵素資材の使用により、肥料成分をスムーズに吸収させ、病虫害を予防します。
何と組み合わせて使用すればいいの?
酵素資材は肥料ではありません。あくまでも植物が育つ基礎となる土壌環境を整える資材です。
どんな植物に使えるの?
野菜、果樹、花、観葉植物等、様々な植物に使用できます。ただし、キノコ栽培には向きません。
無料栽培アドバイス
酵素資材ご購入の生産者様を対象に、各生産者様の栽培設備、
状況に合わせた栽培アドバイスを月1回、無料で実施しております。
| 対象 | 酵素資材ご購入の果菜・葉菜類生産者 |
|---|
- 現地訪問による無料栽培アドバイスは関東圏内の生産者様が対象となっています。
- 関東圏外の生産者様についても、ビデオ通話(ZoomやWebexなど)での無料栽培アドバイスや、現地訪問による栽培アドバイス(別途交通費要)を行っています。
商品紹介

川崎重治(2006)愛華農法-微生物・酵素で作物の自然力を引き出す, 社団法人農山漁村文化協会
エポック灌水
特徴
- 土壌改良剤としての働きとともに、植物の生理活性を高める働き
- 嫌気性細菌が多く含まれ、養液(土耕)栽培や高設栽培で持ち味を発揮
期待される効果
- 根圏微生物を活性化し、根毛の機能向上
- 根群や茎葉の発育が好転し、高品質・多収の実現
- 生殖生長型になり、花芽分化や発育が促進
- 土壌環境が改善され、硫化水素などの有害物質を解消
- 土壌病害や害虫の加害・寄生を軽減
原料
火山の噴出口近くの山土、海水から採取した微生物と分泌物、有機硫黄、米ぬか、緑茶を発酵熟成させた液体。

川崎重治(2006)愛華農法-微生物・酵素で作物の自然力を引き出す, 社団法人農山漁村文化協会
地楽園灌水
特徴
好気性細菌を主体に嫌気性細菌や酵母が含まれ、総菌量が多いため、速効性が高い。
期待される効果
- 発根、毛根の再生、発育促進
- 定植時や厳寒期などストレスがかかるときや、草勢が衰弱したときに施用すると効果的
原料
竹林菌、海水から採取した微生物、有胞子乳酸菌、有機硫黄を発酵熟成させた液体。

川崎重治(2006)愛華農法-微生物・酵素で作物の自然力を引き出す, 社団法人農山漁村文化協会
天酵源葉面散布
特徴
- 微生物の総菌量は比較的少ないが、非常に多くの成分を含有
- アミノ酸類は17種、ミネラルは9種、さらに多くのビタミン類が含まれる
期待される効果
- 光合成が促進され、葉色の光沢が増すとともに、茎葉の寿命が長くなる
- 果実の糖度を高め、日持ちを良くし、植物の耐寒性を強化
- 栄養成長期から生殖成長期へのサイクル転換を促進、安定した花芽形成
- 葉や根毛に害虫忌避物質や抗菌性物質が増え、病虫害が減少
原料
米ぬか、大豆、果実類、油粕、糖蜜などを、乳酸菌や酵母菌を使って発酵熟成させた液体。

川崎重治(2006)愛華農法-微生物・酵素で作物の自然力を引き出す, 社団法人農山漁村文化協会
エポック・ターボ8灌水・葉面散布
特徴
- 名前の由来 – ターボを効かせてイチゴ8t取りに挑戦
- エポックに類似した効能を有するが、エポックより吸水・吸肥力が高い
- 茎葉の機能を高め、免疫力が強化される
期待される効果
- 根毛の発生や発育が早く、衰弱した草勢の回復効果
- 生育状態を長期間維持する作物・作型の草勢維持に最適
- うどんこ病、灰色かび病、べと病、糸状菌などの被害軽減
原料
竹林菌や火山の噴出口近くの山土、海水から採取した微生物と分泌物、有胞子乳酸菌などを発酵熟成させた液体。

川崎重治(2006)愛華農法-微生物・酵素で作物の自然力を引き出す, 社団法人農山漁村文化協会
超人力葉面散布
特徴
18種のアミノ酸類、8種のミネラル、ビタミン類、カプサイシン、酢酸などの計31種の成分が作物の代謝系の補酵素として作用
期待される効果
- 植物体内の免疫物質の増加により、様々な障害に対する抵抗力が高まる
- カプサイシンによるアザミウマ類、ハダニ類の忌避
- 発育促進、草勢維持、茎葉や果実に独特の光沢(ツヤ、テリ)が出る
原料
古くから薬用として利用されているテコマ・イペ・マルト、ニンニク、辛みの強い数種類のトウガラシなどの抽出液、玄米黒酢を調合した液体。
