プランターでたくさんとれるキュウリ
キュウリ栽培の歴史は古く、ヒマラヤでは3,000年以上も前から栽培されていた記録があり、シルクロードを経由して日本には10世紀までに伝わりました。
夏場に不足しがちなカリウムや水分を多く含み、体を冷やす作用があるため、熱中症対策にも効果的な夏野菜です。また、利尿作用や高血圧腎炎などによるむくみ予防にも効果が期待されます。
キュウリにはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれているため、酵素の働きを抑える酢と一緒に食べることで効率よくビタミンCをとることができます。
また、食べ物としてだけでなく、軽いやけどや霜やけ、切り傷の応急処置などにも利用できます。
家庭菜園初心者でも簡単に作れる夏の定番野菜です。
用意するもの
◆ T&Tナーサリー培土 野菜の土
◆ 野菜プランター 幅60cm以上
◆ 液肥(市販の液体肥料の500倍希釈液)
◆ エポック 250mL
◆ キュウリ苗 1本
◆ 180cm程度の支柱2本と園芸用ネット
育て方
植えつけ
- プランターにT&Tナーサリー培土「野菜の土」を入れます。肥料入りなので、他の肥料を混ぜ込む必要はありません。
- 中心に苗の植える穴を掘ります。苗を入れます。培土を隙間に入れてから、鉢底から水が出るまでたっぷり施します。
- プランターの両側に支柱を立ててネットを張り、苗を誘引します。
日々の管理
- 毎朝8時までにたっぷり水を与えてください。曇りの日でも与えます。特に天気の良い日は鉢底から水が出るまで施します。
- 毎週決まった曜日に追肥を行います。2リットルの水に対して、市販の液体肥料の500倍希釈液とエポックをキャップ1/3杯入れてジョーロで施します。
※詳しい与え方はこちら - 植物は大きくなるほど肥料が必要になります。液肥は毎週2倍ずつ増やしてください。
ポイント
- 親づるの5~6節までの子づるはすべて摘心します。
- それより上に出る子づるは1~2節で摘心し、親づる1本仕立てにします。
- 親づるが支柱の高さに達したら摘心し、子づるは放任します。