プランターで秋までとれるナス

ナスは夏から秋にかけて収穫できる定番野菜です。原産地はインドですが、日本での栽培歴史も奈良時代からと古く、多品種で色も形も大きさもバラエティに富んでいて、それぞれの特徴を生かした調理法が楽しめるのが魅力です。
煮物、焼き物、揚げ物、炒め物と、どんな調理法にも合いますが、とくに小ナスは漬物、長ナスは焼きナス、米ナスは揚げ物、丸ナスは田楽などに向いています。
ナスの皮にはアントシアン系色素であるナスニンというポリフェノールの一種が含まれており、発ガンや老化を抑制する抗酸化作用があるので、皮ごと調理するとよいでしょう。
他にも、カリウムや機能性成分のコリンなどが含まれており、血圧を下げたり肝臓の働きをよくする効果など、生活習慣病の予防にも効果が期待できる食品です。

用意するもの


T&Tナーサリー培土 野菜の土
◆ 野菜プランター 直径30cm以上
◆ 液肥(市販の液体肥料の500倍希釈液)
エポック 250mL
◆ ナス苗  1本 ※千両二号など
◆ 120cm程度の支柱3本

 育て方

植えつけ

  1. プランターにT&Tナーサリー培土「野菜の土」を入れます。肥料入りなので、他の肥料を混ぜ込む必要はありません。
  2. 中心に苗の植える穴を掘ります。苗を入れます。培土を隙間に入れてから、鉢底から水が出るまでたっぷり施します。
  3. 苗を中心に三角形が出来るように、支柱を交差して立てます。真ん中は紐で縛ってください。

日々の管理

  1. 毎朝8時までにたっぷり水を与えてください。曇りの日でも与えます。特に天気の良い日は鉢底から水が出るまで施します。
  2. 毎週決まった曜日に追肥を行います。2リットルの水に対して、市販の液体肥料の500倍希釈液とエポックをキャップ1/3杯入れてジョーロで施します。
    ※詳しい与え方はこちら
  3. 植物は大きくなるほど肥料が必要になります。液肥は毎週2倍ずつ増やしてください。

栽培のポイント

  1. 花が咲いた1つ目と2つ目の下に茎と葉の間に出てくるわき芽を残します。
  2. 他のわき芽は小さいうちに欠いてください。
  3. 大きくなってきたら茎が倒れないように支柱に誘引してください。